新成長戦略実現に向けた経済対策の1つです。
「フラット35」は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携している長期固定金利の住宅ローンです。
その中で21年12月の緊急経済対策として登場した耐震・耐久等の条件をみたした優良住宅を取得した場合「フラット35」の金利から当初10年間、年率1.0%さらに下げたものが、「フラット35S」(優良住宅取得支援制度)です。
今年既に前年の3倍近い申し込みが続いていますので、今年9月に閣議で、「新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策」が決定され受付期間が23年12月まで1
年間の延長が決定されました。
そもそも「フラット35」の特徴は
「フラット35」は全期間固定金利(二段階金利もあります)を採用しており、変動金利は採用していません。
返済期間は、ローン完済時の年齢が80歳未満となっており、15年以上35年以内(60歳以上の人は10年以上)となっています。
融資対象になる住宅については、機構が定める技術水準を満たしたものでなければなりません。
融資限度額は全国一律で上限が8,000万円となっています。
借入金利は、各金融機関が決定することになっていますので金融機関ごとに設定しています。
収入基準は、民間住宅ローンの場合には個別に判断されるのに対して、毎月返済額の4倍以上の月収が必要という明確な基準があります。
保証人や保証料も不要はメリット大
通常の住宅ローンで必要となる保証料がかかりません。
保証人も必要ありません。
抵当権設定はフラット35が第1順位となりますが、保証人や保証料、繰上返済手数料も不要となっています。
ちなみに、団体信用生命保険への加入は任意になっています。
賃貸か?持ち家か?
住宅ローンの最大のメリットは、不動産の値上がりでした。
しかしそう言った期待が出来ない今、賃貸か?持ち家か?は、経済的なメリット・デメリットを研究することも大事ですが、各人の生活スタイルにかかわってきていると思います。

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