目が疲れる、だるい、肩が凝る・・・
IT化の進展で、ディスプレイ、キーボード等のVDT(Visual Display Terminals)機器を使用し、データ入力・検索・照会・文章・画像の作成・編集、プログラミング・監視等、様々なVDT作業に従事する人が増加しています。
厚生労働省の調査によると、パソコン等の作業を長時間行なっているの多くの人が、「目の疲れや痛み、肩凝り、腕や背中がだるい」等の疲労を感じているということです。
特に目は、開いたまま画面を注視するので乾燥を招きやすく、ドライアイの原因ともなっています。
職場の理想的作業環境
企業は、作業者の心身の負担を軽減し、支障なく作業が行なえるよう配慮する必要があります。
(以下厚生労働省のガイドラインより抜粋)
● 室温 17℃~28℃
● 温度 40%~70%
● 照明 画面上500ルクス以下、キーボード面300ルクス以上
● 椅子 背もたれが自動調整でき、肘掛があり、机の高さは 65cm~70cm
また、一定時間ごとに、ある程度の休憩時間を設けることも必要でしょう。
自分で行なうリフレッシュ方法
職場の作業環境の全てを整えるのはなかなか難しいと思われますが、各人でも「まばたきをする」「休憩時間に目の周りを保湿する」「目の体操をする」「必要に応じて目薬をさす」等で、疲労を軽減することは有効な手段でしょう。
目と画面の間は40cm以上離し、目線はやや下向きに、肘の角度は90度以上に保ち深く腰掛けましょう。
休憩時間にはストレッチをしたり、窓の外を眺める等、ちょっとした工夫でリフレッシュをして疲れを軽くしたいものです。

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