今までのハローワーク(HW)

人材の移動が激しくなっている昨今、民間求人サイトは求人側、求職側両社に使いやすいサービスに進歩してきました。
HWは使いやすさの面に遅れがあり敬遠される傾向がありました(例えばHW窓口に行って所定の用紙に書き込んで求職するとか、HWに行って端末を見なければ出ていない求人情報がある等)。

しかし、2020年から抜本的見直しをしたHW求人がスタートすると発表されています。

HW、どこが使いやすくなる?(会社の場合)

①会社においてHWIS(ハローワークインターネットサービス)を活用した求人ができるようになります。

今まではHWISに求人情報を入力まではできましたが掲載は窓口まで行く必要がありました。

②会社マイページから過去の募集求人を利用し簡便に求人ができ、求職者との連絡や採用、不採用の連絡ができるようになります。

民間の求人サイトと同様の機能が実装されそうです。

連絡機能が強化され求職者を逃さず採用できるでしょう。

③求人情報等の充実(自社アピール機会が強化されます)「仕事の内容」や「固定残業代」などの求人を詳細に書き込めます。

特に画像情報や会社からのメッセージ(社員からのメッセージ)が強化される予定です。

会社の情報が強化されれば従来より求職者を採用できる環境に様変わりするでしょう。

④求職者へのリクエストができるようになります。

求職者にもマイページが割り当てられそこに職歴やスキルといったことを書けるようになります。

求職者のマイページ情報を見て民間求人にあるようなヘッドハント、直接スカウトができることになるようです。

2021年までに実装予定です。

HW、どこが使いやすくなる?(求職中の場合)

①自宅からHWISを通じて求職ができるように。

弱点だったHWまで足を運ばなければ見にくかった求人情報を自宅で見て、採用エントリーまでできるようになります。

スマホファーストにもなるでしょう。

②HW窓口情報とネット情報の求人の一元化も進められます。

従来は一部表示情報に差異があり窓口でしか見られない情報がありました。

③会社のスカウトがマイページに来ることになり、転職を考えている人の登録が増加するでしょう。

大きな転職市場になるかも

すべて実装されれば今までのHWとは別物になるでしょう。

求職者の流入も予想され、なおかつ求人も無料。求人はHWが基本の時代が来るかもしれません。

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