毎年9月まで熱中症キャンペーン期間
今年の梅雨明けは各地方で例年とは違うパターンで、なかなか天気が読みにくい状況でした。
夏本番になると例年熱中症患者が増える季節です。
職場において熱中症で亡くなる人は毎年全国で10人以上いて、4日以上仕事を休む人も400人以上いるそうです。
やはり屋外での作業者の方が圧倒的に多く、警備業、道路工事業、造園業、貨物自動車運送業、建設業等、屋外作業を行う職場では充分な対策が必要でしょう。
熱中症の症状とは
熱中症は屋内にいる人でもかかることがあります。熱中症は高温多湿の環境下で体内の水分および塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害で次のように分類されます。
このような症状が起きたときは熱中症かもしれません。
Ⅰ度 めまい、立ちくらみ、筋肉痛、筋肉の硬直、こむら返り、大量の発汗
Ⅱ度 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感虚脱感
Ⅲ度 意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温
作業中の熱中症対策
1.日除け、通風、スポットクーラー、散水。屋内ならば冷房・冷風機
2.水分・塩分の補給、体を冷やす氷嚢や保冷剤、冷たいおしぼり
3.作業場付近の冷房を備えた休憩場所、日陰
4.作業中の暑熱環境の変化がわかるJIS規格「JIS B 7922」に適合した暑さ指数計でWBGT(気温・湿度・風速・輻射熱を考慮した総合的な値)測定を行って安全確認をする
5.休憩時間や休止時間を確保する
6.あらかじめ暑さに慣れる期間を設ける
7.作業着は通気性・透湿性の良いものにし万一症状が出た時は服をゆるめる
8.健康診断で作業者の健康状態を確認する
9.作業者や管理者には熱中症の予防方法や、緊急時の措置などの安全衛生教育を行う
当法人は当業務日誌で発信した情報について正確な情報をお伝えするように努力をしますが、誤り・正確さ・取引の正当性などについては、当法人およびその情報提供者は一切の責任を負いません。
記事を読まれた方又は第三者が当該業務日誌に記載されている情報などに基づいて被ったとされるいかなる損害についても、当法人およびその情報提供者は損害賠償その他一切の責任を負担致しません。
記事の内容についてのご質問はお問い合わせのページよりお願いいたします。
ご質問の内容によっては有料でのご対応、もしくはご返答いたしかねる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
記事を読まれた方又は第三者が当該業務日誌に記載されている情報などに基づいて被ったとされるいかなる損害についても、当法人およびその情報提供者は損害賠償その他一切の責任を負担致しません。
記事の内容についてのご質問はお問い合わせのページよりお願いいたします。
ご質問の内容によっては有料でのご対応、もしくはご返答いたしかねる場合がございますので、あらかじめご了承ください。