寒い季節となりました。真冬に向かい、増えるのがインフルエンザ。
今シーズンは新型インフルエンザの流行が懸念され、一層、風邪やインフルエンザにかからない注意が必要でしょう。
風邪とインフルエンザの違い
症状は似ていても風邪とインフルエンザは病原体が異なる別々の感染症です。
口や鼻等の呼吸器から病原体が侵入して感染するのは同じですが、風邪は鼻、喉といった場所の炎症です。
インフルエンザはそれ以外に肺にある気管まで感染が広がり、全身的な症状を引き起こします。
主に冬期にはやり、40度近い高熱や筋肉痛、頭全体の痛み等が伴います。
インフルエンザは肺や脳に重篤な合併症を引き起こすことがあり、体の弱い人やお年寄り、子供等は特に注意が必要です。
新型インフルエンザとは? 予防策は?
最近、マスコミで報道されている新型インフルエンザとは、鳥インフルエンザが変異し、人から人に感染し、今まで誰も免疫をもっていないので、ひとたび流行すると、広がる可能性があるといわれています。
ある経営者団体のガイドラインによると、新型インフルエンザが流行すると8週間位の流行期間があり、相当数の死者も出ると予想され、企業活動にも大きな影響を及ぼすと予想されています。
予防策は飛沫、接触という感染を避けるために、人との距離を保つ、石鹸や消毒薬での手洗い、マスクの着用、手指の触れる場所の清掃、通常ワクチンの接種等があります。
家庭では食料の備蓄も必要となるでしょう。
昨今このような病の流行を経験していない私達は清潔で安全な環境に慣れてしまっており、衛生を意識する事なく過しがちです。
無防備であってはならないと思っても日々の経営におわれ、具体的な事業対策まではいかないのが現状ではないでしょうか。

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