ためこんだ領収書

以前法人会の主催で、設立したての法人に対する説明会の講師を管轄の税務署の会議室で行いました。
そこで私は、参加される方にわかりやすいように既存のテキストを用いず、レジュメを自分で作り直し、重要なポイントだけを、簡単に理解できるように心がけて講義を行いました。
それから半年以上たって、その講義を受られていたお客様から申告のご依頼がありました。最初はご自分で決算をしようと思われていたようですが、申告を間近に控えてどうにもならなくなってしまったご様子でした。
早速お伺いしてみますとテーブルの上にはこんもりと領収書積まれ、封も切られていない明細書が積み重なって辟易されているご様子。私が伺う寸前まで依頼を迷っていらしたようでしたが、「餅は餅屋」と言うことでお引き受けさせていただくことになりました。
加藤一郎
そのお伺いした際に、私が作成したレジュメを今でもお持ちになっていらしたのが印象的でした。少しはお役に立ったのかと思うとうれしくなりました。お客様も懸案事項が解決してホッとされたようです。これで心おきなく本業に集中できることでしょう。
あとは私が期限に間に合うように突貫工事でこの領収書の山を整理・入力し、決算書を作成し、申告書を提出するだけです。そして「費用はかかったけど、やっぱり頼んでよかったな～」って思っていただくようなお仕事をしなければと気を引き締めております。