ビジネスでは、社内の上司・関係部門・顧客先へ提案する文書の「説得力」が、業績に影響します。
そこで、「分かり易い文章を書くテクニックとして推奨されている
①結論を先に
②一文一意(一つの分節に一つの意味)
③主語と述語を意識する
④文章で使う単語に気を付ける(相手が良く使っている単語を使う)
⑤曖昧な語尾を使い過ぎない
を活用することは役立ちますが、ここではそれに加えて、「説得力を持つ文章の書き方」に欠かせない「高次提案文」について解説致します。
高次提案文とは
高次提案文
数詞・固有名詞中心の具体的表現 理解・納得が得られ易く、複数の人の理解度が一致し易いので説得力が高い
例
開発を計画しているプレス機の能力目標は毎分100個です
低次提案文
形容詞・普通名詞を中心とする、抽象的で曖昧な表現理解するために推測・解釈が必要で複数の受け手によって理解度が一致せず、説得力に欠ける。
例
開発を計画しているプレス機の能力目標は、大変高い水準です
なお、これは提案文だけでなく、報告文・口頭報告においても同様です。
経営者・管理者の留意点
高次提案文を書く能力は、「三現主義(現地・現物・現実)」の徹底を図ることで向上します。
社員全員に、日報など日常の業務報告・口頭報告や提案に、「三現主義」に基づく高次報告・高次提案を求めましょう。
役員の会議・管理者の会議でも、部下に求めていることを自ら実践するべきです。
役員会や上級管理職の実践努力は、部下にたちまち広がり、全社員の高次報告・提案能力向上に大いに役立ち、このような努力が業績向上に帰結することは疑いありません。
当法人は当業務日誌で発信した情報について正確な情報をお伝えするように努力をしますが、誤り・正確さ・取引の正当性などについては、当法人およびその情報提供者は一切の責任を負いません。
記事を読まれた方又は第三者が当該業務日誌に記載されている情報などに基づいて被ったとされるいかなる損害についても、当法人およびその情報提供者は損害賠償その他一切の責任を負担致しません。
記事の内容についてのご質問はお問い合わせのページよりお願いいたします。
ご質問の内容によっては有料でのご対応、もしくはご返答いたしかねる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
記事を読まれた方又は第三者が当該業務日誌に記載されている情報などに基づいて被ったとされるいかなる損害についても、当法人およびその情報提供者は損害賠償その他一切の責任を負担致しません。
記事の内容についてのご質問はお問い合わせのページよりお願いいたします。
ご質問の内容によっては有料でのご対応、もしくはご返答いたしかねる場合がございますので、あらかじめご了承ください。