先日、成人の日があり、各地で成人式が行われ、125万人が新たな門出を迎えました。

20歳の誕生日を迎えるとお酒が飲める、タバコが吸える、競馬などの投票券が買えるなど大人の仲間入りとなります。

このほかにも様々ありますが、国民年金への加入義務も生じます。

日本国内に居住している20歳以上60歳未満の方は、国民年金の被保険者となることが義務付けられています。

20歳になると、一部(厚生年金保険加入者や共済組合加入者、またはその配偶者に扶養されている人)を除き、国民年金第1号の加入手続きをすることが必要です。

手続きは、住んでいる市区町村で行い、毎月保険料を納める必要があります。

加入手続きや納付の流れは、次のようになります。

①「国民年金被保険者関係届書」を提出

20歳の誕生月の前月又は当月上旬に日本年金機構から送られてくる「国民年金被保険者関係届書」に必要事項を明記し、住んでいる市(区)役所または町村役場、もしくは近くの年金事務所に提出します。

また、保険料の納付猶予制度や学生納付特例制度の申請書を同時に提出することもできます。

②「年金手帳」が届く

保険料納付の確認や将来年金を受け取る際に必要ですので、大切に保管しておいてください。

③「国民年金保険料納付書」が届く

納付書が届いたら、保険料を納めてください。

生年月日の前日が含まれる月の分からの保険料を納めることになります。

保険料は金融機関のほか、コンビニでの納付、口座振替やクレジット納付も可能です。

④ 保険料免除・納付猶予制度

保険料を納めることが経済的に難しいときには、未納のままにしないで、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」の手続きをしておくとよいでしょう。

⑤ 学生納付特例制度

学生の方は、④の制度ではなく、「学生納付特例制度」が設けられています。

申請により、在学中の保険料の納付が猶予されます。

本人の所得が一定以下の学生が対象となり、家族の方の所得の多寡は問われません。

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