人材を採用する時は募集から
人材採用をするにはまず採用計画を立て、募集から始めますが、募集から採用、入社までの手順について見てみましょう。
①募集…必要な人材の採用人数、予算にあった募集方法を決め、募集を出す媒体に企業や職種、労働条件等の情報を提供し、募集をかけます。
②書類選考・・・応募してきた方の書類で文字や書き方等、人柄や一般常識をみて志望動機や職務経歴が求人内容に合っているかを確認します。
③採用試験・面接・・・ペーパーテストや面接でマナー、常識度、人柄を見て、さらに能力、経験、希望条件等を確認します。二次面接がある時は通知をします。
④採用・不採用の連絡・・・採用の場合は電話、文書で通知、不採用者にも1週間以内に連絡をします。
最近はメールで通知も増えていますが、不採用の場合には個人情報保護の観点から履歴書や職務経歴書は返却するのが望ましいでしょう。
応募が多く担当者が忙しいのか、不採用の通知をしない、書類を返さない企業も多いようですが、後の企業イメージが損なわれないとも限りません。
⑤労働条件の明示・入社日の決定
⑥必要に応じて雇い入れ前研修をする
⑦勤務開始、入社手続き・・・会社のルールを説明し上司、他の社員への紹介、社会保険加入手続き、業務の説明等をします。
採用時に必要な書類
入社の際に提出してもらう書類は、
新卒であれば卒業証明書
中途採用であれば前職の源泉徴収票、年金手帳、被扶養配偶者の年金手帳、雇用保険証、住民票記載事項証明書等
会社から提示する書類は労働条件通知書または雇用契約書、扶養控除申告書、身元保証書、誓約書、通勤経路届等
雇用契約書は労働条件を明示して労使双方で確認する書類です。
労働基準法で記載すべき事項が定められています。
身元保証書は採用された人が会社に損害を与えたり、契約違反をおこなった時に保証を得るためのものです。
保証期間は最大5年で更新する場合は再度作成します。
誓約書は、秘密保持や社内規則を順守することを誓約させ入社する人の意識を高めることが目的です。

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